◆2日目 アユタヤ遺跡とゾウ使い◆
アユタヤ遺跡については、正直なところあまり詳細の記憶がない。
ガイドさんにくっ付いて回る観光は、自分で何も心配しなくていい分、あまり印象には残らないのだろうか。
写真はたくさん撮ったので載せておく。



そしてアユタヤでは定番になっている、ゾウ乗り体験をしてきた。

乗り心地は最悪だったが、この年齢になっての初体験には感動した。
ただ、ゾウ使いの青年が、コースの終わりに
チップ、クレヨ
と、言ってきたときは興ざめだった。
たくさんの遺跡を巡ってバンコクに戻る車内。
みんな暑さと疲れでくたくただった。
車内には、また、ガイドさんの聞き取りづらいアナウンスが流れていたが、誰も何も言わなかった。
車内のメンバーの特徴をもう一度載せておく。
:直後が第一印象、()が現在の印象。
女子A:かわいい系ふんわり女子(という期待を裏切ったおしゃべりコバンザメ)
女子B:おしゃれアパレル系女子(放浪癖のおもしろねーさん)
夫婦A:優しいパパママ(特に特徴なし)
夫婦B:金持ち(嫌な感じの金持ち)
私は遺跡巡りでツアー終了だったが、夫婦B(嫌な感じの金持ち)だけが、オカマショーに申し込んでいるとのことだった。
そのオカマショーが始まるまでの待ち時間と、その場所について、ガイドさんと夫婦Bたちが揉め出した。
内容は以下の通り。
これからバスは、オカマショーを開催するクラブの、近くのホテルに二人を送る。
始まるまでの3時間を、どこかで夕食でも食べながら時間をつぶし、集合時間に指定場所に集合してほしい。
というのが、ガイドさんの説明。
この内容は、申し込み前のスケジュールに掲載されていたので、オカマショーに行かない私も知っていた。
夫婦Bの言い分
3時間も知らないところにほっとかれて、どうしたらいいんだ。
今は自分たちの宿泊ホテルまで帰るので、ホテルまで送ってくれ。そして、3時間後、始まる前に迎えに来い。
それが出来ないならキャンセルする。
完全な金持ち夫婦のわがままのように聞こえたが、どうやらスケジュールが事前に組まれていたことを分かっていない様子だった。
夫婦Bの完全な事前確認不足である。
ガイドさんは旅行会社から渡された日程通りに説明をしただけ。
なのに、結局夫婦Bにオカマショーをキャンセルされ、さらに、揉めている途中で他の乗客が勝手に降りて行ってしまったために、その日のチップを1バーツももらえていなかった。
なんだかとても情けないような悲しいような複雑な気持ちになってしまった。
金持ち夫婦も、いい大人なのだから、たとえ海外だとしても、3時間くらい自分たちだけで時間をつぶしてほしい。
もしくは最初から、格安現地ツアーに申し込むのではなく、日本人添乗員付きの至れり尽くせりツアーに申し込むべきだ。
とても愉快なガイドさんだったので、どうしてもチップを渡したかったが、タイミングをつかめず、私も結局渡せずじまいだった。
とても心残りだなあ。と思いながらホテルに帰り、夕食に出かける準備をした。
今日はバンコクで、観光客の間で有名なカレー屋さんで外食をしようと、昨晩のうちに計画していた。
ホテルから3駅ほどの距離。
時間は夜7時過ぎ。
夜に一人で外をうろつくのは、とても勇気がいったが、思い切って出かけた。
外はまだ人々が多く行きかい、ネオンも明るく、怖くなかった。
カレー屋さんに到着し、店員さんにおすすめを聞いて、それを注文。
一人だったので、種類を多く頼めないのが、辛いところだ。
すぐにカレーが運ばれてきて、一口。
さわやかなスパイスの香りが、口から鼻に抜けていく。
トロっとした甘口のルーに、よく煮込まれてやわらかくなった牛肉と、櫛切り玉ねぎと、香ばしく炒ったひよこ豆が入っていた。

タイではご飯とルーは別に出されるのが普通のようだ。
あっという間に食べ終わり、大満足でホテルに帰った。
帰りの電車で、ホテルとは逆方向の線に乗ってしまい、駅員さんに迷惑をかけたが、8時半ごろには無事にホテルに帰り着いた。
明日はついに、単独行動日。
ガイドなしで、ワットポー・王宮・カオサンロード・ワットパークナムを巡る。
タクシーやトゥクトゥクには乗らず、電車とボート、徒歩で向かうので、私にとっては大冒険。
19時にはホテルに帰って、1日の疲れを癒すため、タイ古式マッサージを受ける予定だ。
しっかりと地図を確認し、明日のために早めに就寝。
近所のクラブの音楽と歓声が相変わらずうるさかったが、かなり疲れていたのか、その日は朝まで熟睡出来た。
☆事前準備~2日目までの記事はこちらから☆
女一人で海外旅行に行ってみた時の話 タイ旅行編 2日目水上マーケット
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